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ランドセルを寄付するには?注意点と寄付先まとめ

2020 4/05

ランドセルを使う期間は6年、小学校を卒業したらもう使いませんよね。思い出のつまったランドセルなので、使わなくなったからといってすぐに捨ててしまう人はあまりいないようです。かといって、いつまでも保管しておくわけにもいかず・・・。

コンパクトにリメイクして記念にとっておく、それも良いですが、もっと世の中の役に立つ素敵な方法もありました!それは「寄付」することです。

今回はランドセルの寄付について、注意点や寄付先などまとめてみました。

目次

ランドセルはどこに寄付される?

まずランドセルを寄付しようとするときは、個人に直接送るのではなく寄付を受け付ける団体に送ることになります。このような団体は、海外の発展途上国に対し物資支援を行っており、ランドセルは途上国の通学カバンが必要な子どもたちに渡されます。

東南アジアや中東、アフリカなど、その支援団体によって送る国は異なりますが、それらの国は経済的な理由で通学カバンを買うことができない子どもも多いということです。日本のランドセルは丈夫で使い勝手が良く、プレゼントされた子どもたちは大変喜んでくれるそうです。

6年間使い続けるために、ランドセルは耐久性が高く型崩れもしにくく仕上げられています。ですから小学校を卒業して使わなくなったランドセルも、まだまだ十分使える状態であることが多く、誰かの役に立つなら寄付して使ってもらいたいですよね。

ランドセルを寄付するときの注意事項

ランドセルを寄付するときは、注意しなければならないこともいくつかあります。

ボロボロのものは不可

ランドセルを6年間無傷で使い続けることは難しいもの。実用品であり子どもが使用するものですから、傷ができたりくたびれた部分も出てくるでしょう。使用するのに支障がなければ問題ありませんが、あまりにもボロボロだったり金具やベルトなどの破損で使えないようなランドセルであれば、寄付することは難しいでしょう。

宗教上の理由で豚革が不可の地域

日本では問題のない素材、豚革はアフガニスタンのようなイスラム教徒の国ではNG。イスラム教では豚肉を食べることを禁じるだけでなく、衣類や靴などに豚革が使われているならそれらを身に着けることも避けています。もちろん、ランドセルも例外ではなく、もし豚革が使われているパーツがあるランドセルなら、宗教上の理由で寄付できないということになります。

せっかく用意したのに寄付できないということもありますから、寄付する団体で受け付けてくれるのか、あらかじめ公式サイトなどで確認しておくようにしましょう。

送料は自己負担必要

ランドセルを寄付する場合、受け付けてくれる団体まで送ることになります。宅配や郵送など、これらの送料は送る側の自己負担になる場合が多いようです。また、受付団体までの送料だけでなく、海外へ送る際の輸送経費も寄付する必要がある団体もあるので、送料がどのくらいの負担になるのか、事前に確認しておくようにしましょう。

ランドセルの寄付ができる機関

ランドセルの寄付ができる機関もいろいろあるので、調べてみました。

株式会社クラレ

ランドセルの素材クラリーノ」を生産している株式会社クラレでは、「ランドセルは海を越えて」という活動を行っています。これは使い終わったランドセルを寄付してもらい、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントするというもの。

ランドセルの送料は、自宅から国内集荷場所までの負担が必要で、その先のアフガニスタンまでの送料はクラレが負担してくれます。アフガニスタンはイスラム教徒が多いので、豚革が使用されたランドセルは受付していません。また、金具などが壊れて使用できないもの、キャンバス地や横型など学校指定のデザインランドセルも受け付け不可になっています。

国際協力NGOジョイセフ

アフガニスタンやモンゴルの、特に女の子を対象にランドセルの寄贈を行っている機関です。ジョイセフ(公益財団法人)は女性支援を行っている日本生まれの国際協力NGOで、十分な教育を受けることが難しいアフガニスタンの女の子の就学のきっかけとして、ランドセルを贈る活動を行っています。

宗教上の理由から豚革製のランドセルは不可、破損が激しいランドセルも受付していません。指定倉庫までの送料の他、海外輸送経費の寄付・ランドセル1個につき1,800円の寄付も必要です。

ワールドギフト(国際社会支援推進会)

日本の不用品の寄付を募り、世界87か国の途上国支援に役立て地球環境を守る再利用活動を行っている団体です。ランドセルだけでなく、対象の不用品も同梱し段ボールに詰めて寄付することができます。段ボールのサイズによって集荷料金が異なりますが、120サイズ(縦×横×奥行の3辺合計が120㎝、重さが30㎏まで)なら、2,400円になります。

寄付するランドセルは、色・メーカー・種類は問いませんが、穴があいたりベルトが切れているなど破損がひどく使用できないものは除きます。多少の色あせや汚れなど使用に差し支えないものであればOKです。

セカンドライフ

NPO法人グッドライフが運営する団体で、寄付されたランドセルは選別してほぼ100%リユースされます。また、送ったランドセルの箱数に応じ、ポリオワクチンも募金されます。送るための段ボールは自分で準備する必要がありますが、ランドセルの他にも鉛筆やノートなどの文房具類、おもちゃや絵本などの不用品を一緒に送ることができます。

ランドセルを送るための伝票配送料・ゆうパック料金・消費税・募金費用をすべて合わせたコミコミ価格が好評で、使用する段ボールが3辺合計120サイズなら1,980円、160サイズなら2,480円となっています。

エコトレーディング

償却することで有害物質が発生する不用品(ゴミではなく十分使用可能なもの)を、アジアの発展途上国にリユースしている団体です。寄付されたランドセルは、主にタイやフィリピンのリサイクルショップに販売され、その売り上げの一部は現地の孤児院、国内のNPO団体へ寄付されます。

寄付するランドセルは色や形に決まりはありませんが、使用できないほど破損したものは受け付けていません。使わなくなってからかなり年数が経ったものだと、内部にカビが発生するなど衛生面で問題があったり、劣化が激しい場合もあると思いますが、そのようなランドセルも送るのは控えましょう。

寄付したいランドセルは、段ボールに詰めて送るだけ。特別な手続きは必要ありませんが、指定されたエコトレーディングの支店までの送料は、送る側が負担します。

無料でランドセルを寄付したい場合

ランドセルを寄付したいけど、送料を負担するのはちょっと・・・と思うかもしれませんよね。大丈夫、無料でランドセルを寄付する方法もあります。いずれもこれまでの受付は期間限定で、次回受付を行うのがいつになるかは分かりませんが、再開される可能性があるのでチェックしてみてください。

ソフトバンク

使用後5年以内のランドセルで、破損していない使用可能なものに限り寄付することができます。事前に申し込みをし、ソフトバンクショップやワイモバイルショップに持ち込めば、送料などの費用を負担しなくても寄付することができます。

イオン

使い終わったランドセルをイオンの店舗に持ち込むことで、輸送経費をイオンが負担してアフガニスタンの子どもたちに届けてくれます。

まとめ

6年間の想い出がいっぱいつまったランドセル、まだ十分使える状態なのに捨ててしまうのはもったいないし、ゴミになることに胸が痛むお子さんも多いのではないかと思います。不用になったランドセルでも、通学カバンを購入することができない他国の子どもたちには宝物、喜んで使ってくれるでしょう。

送料など負担する必要もありますが、物を大切にすることを考え寄付を行う行為は、子どもにとってお金には代えられない大切な経験になるのではないでしょうか。

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